企業におけるキャリア開発支援 2015.9.4
今週は企業内のキャリア・カウンセリングの一週間でした。
「キャリア診断」という、
【企業におけるキャリア開発(国の方では「キャリア形成」と呼んでいますが)支援の現状と課題を明らかにし、その解決策を提案する】
ための事業の一環で、従業員の方々を対象に行うキャリア・カウンセリングでお邪魔しました。(中央職業能力開発協会主催)
最近はこの他に、色々な企業からの依頼で従業員や職員の方々のカウンセリングを担当することが増えてきました。
内容的には
*社内の人間関係
*仕事ぶりや勤務態度等
*自分自身のスキルと今後の方向性
*管理者からの人材育成やリーダーシップに関するもの
など、多岐にわたります。
個別のカウンセリングの他にも、
※組織の目標達成のためのグループによる話し合い
※職場の一体感を高めるための語り合いのグループワーク
※組織活性のためのマネジメントに関する事例検討会
※スタッフだけ、利用者だけが集まった場面での本音の意見交換会
など、グループ形式の話し合い、語り合いのファシリテーターを依頼されることも増えています。
このような場は、結果的に【グループ・カウンセリング】としての効果もあり、メンバーがそれぞれに考える機会にもなり、企業や組織にとっては、より良い環境作りのための参考になったりします。
私が関わらせていただいている企業・組織は規模も事業内容も様々ですが、一人ひとりの課題をキャリア開発、個人と組織の共生という視点で考えることで、それぞれの状況を整理することに繋がっているように感じています。
そして、キャリア・カウンセラーとしての専門性が重要なカギにもなるなと思います。
私が生活している指宿のような小さな地方の町では、ほとんどが中小企業です。
現在私に相談・依頼される内容を見てみると、今後ますますキャリア・カウンセラーとしての専門性が必要とされる場面が増えるのではないかと感じているところです。
私が全国の仲間と活動している【
特定非営利活動法人 日本キャリア・カウンセリング研究会(JCC)で年一回開催している大会・総会が来週9月12日、13日に行われます。
今年は、偶然にも企業におけるキャリア開発を題材に、
【
『はたらく現場』でのキャリア開発を考える】
というテーマです。
この大会を通して、私が企業の現場でキャリア・カウンセラーとして役割を果たすために必要なことを再度学んできたいと思っています。
☆なお、12日午前中には、全体の話を進めていくための話題提供として、私自信の活動について発表させていただきます。
関心のある方は是非ご参加ください。
☆JCC東京大会の内容・申込み先☆
(写真は先月壱岐にお邪魔した際の飛行機です)
2015.9.4 池元