月一回の割合で2019年1月から始まった
【キャリアコンサルティング自主勉協会】
最初はキャリアコンサルタントの更新知識講習の復習をしていくために、仲間のキャリアコンサルタントと始めた勉強会です。
これまで
*キャリアコンサルティング理論と実践(木村周著)
*独習 入門カウンセリングワークブック(福山清蔵著/株式会社日本・精神技術研究所刊)
*独習 実践カウンセリングワークブック(福山清蔵著/株式会社日本・精神技術研究所刊)
と読み、ワークに取組み、対話しながら学びあってきました。
今回からは、新しいテキスト【リフレクティング・プロセス】~会話における会話と会話~(トム・アンデルセン著/金剛出版)を読み始めました。
<イベントの内容はこちら>
初回は序文、序説、まえがきを読んでいったのですが、具体的な内容に入る前の導入的な内容でもあり、私の理解が追い付かない部分も多いでした。
それでも、参加者の仲間と語り合ううちにイメージは明確になったような気がします。
<文章中に取り上げられた印象に残ったキーワード>
*ダイアログ
*リフレクティングチーム
*ナラティブセラピー
*社会構成主義
*コレボレーション
*「あれかこれか」ではなく「いずれでもある」
*人々に対するある種の深い尊敬の念
*全体性と関係性
などが印象に残りました。
後半は、リフレクティングチームが取り組んできた歴史的、社会的背景についても触れられています。
このチームが生まれたのは、ノルウェーの小さな町トロムソ。1974年から活動が始まったそうです。その後の10年間の中で、地域のコミュニティーにおける保健と社会福祉のサービス、対人支援などについての関りからスタートしたようです。
このことは私が住んでいる指宿にも共通するものではないかなと感じる部分が多く、これまでの取り組みに勇気を与えてくれるもので、とても有意義な時間になりました。
次回は4月15日(土)9:00~11:00
リフレクティングに関する基本概念と実勢の構造について読み進めていきます。
関心のある方は是非ご参加ください。